りんご図鑑

飯綱町には全部で50品種ものりんごがあります。
味の特徴や旬の時期を全種紹介します。

夏のりんご

夏あかり

時期 8月中旬〜8月下旬

  • 甘さ
  • 酸味
「さんさ」×「陽光」長野県生まれのシャキシャキ食感の夏りんご。ジューシーな甘さと甘酸っぱさで夏を感じます。小ぶりなので冷やして丸かじりでお楽しみください。まだまだ生産量が少ない希少品種です。

シナノレッド

時期 8月中旬〜9月上旬

  • 甘さ
  • 酸味
「つがる」×「ビスタベラ」長野県生まれのとってもジューシーなりんごです。酸っぱいまでいかないほどよい酸味を感じるさわやかな品種です。シャリシャリとした食感が楽しめます。

シナノリップ

時期 8月中旬〜8月下旬

  • 甘さ
  • 酸味
「千秋」×「シナノレッド」長野県生まれの新品種です。まだ珍しく、スーパーで見ることは少ないりんごです。とてもジューシーで果汁が滴るほど入っている場合もあります。シャキッとした歯ごたえのあるうちにお楽しみください。

高坂りんご

時期 8月中旬〜8月下旬

  • 甘さ
  • 酸味
高坂りんごは、絶滅の危機にもあった「幻のりんご」とも呼ばれる和りんごです。日本に西洋りんごが持ち込まれる明治時代よりもはるか昔に中国から渡来したといわれ、原木は町の天然記念物に指定されています。近年、高坂りんごを使ったシードルが人気です。

ブラムリーズシードリング

時期 8月下旬〜9月上旬

  • 甘さ
  • 酸味
イギリスでは「クッキングアップルの王様」として有名な、お菓子作りや料理に最適なりんごです。強い酸味があり、独特の食味と芳醇な香りを持っています。加熱すると煮崩れしやすいりんごです。

タイデマンズアーリーウースター

時期 8月中旬〜8月下旬

  • 甘さ
  • 酸味
「マッキントッシュ」×「ウースターベアメン」香りがよく、置いておくといい香りが楽しめます。食感はかなりやわらかめ。しっとりしたやわらかさなので、歯が丈夫ではなくても大丈夫です。日持ちしないので、すぐに楽しんでほしいりんご。

きおう

時期 8月下旬〜9月上旬

  • 甘さ
  • 酸味
「王林」×「千秋」岩手県生まれの黄色いりんご。サクサクと歯ざわりがよく、香り高いジューシーな果汁が特徴です。黄王の名前は「黄色いりんごの王様」という意味を込めて命名されました。

つがる

時期 8月中旬〜9月上旬

  • 甘さ
  • 酸味
さっぱりとおいしい夏りんごです。最近は多くなってきた夏の品種ですが、少し前まではつがるが王道でした。パクパクと飽きずに食べられます。

秋のりんご

さんさ

時期 8月下旬〜9月上旬

  • 甘さ
  • 酸味
「さんさ」は、盛岡の夏祭り「さんさ踊り」にちなんで命名されたりんごです。サクサクした歯ごたえとさわやかな香りが特徴です。すっきりとした味わいなので、残暑の水分補給にもぴったり。小玉なので丸かじりもおすすめです。

すわっこ

時期 9月中旬〜9月下旬

  • 甘さ
  • 酸味
長野県諏訪郡下諏訪町の農園で、「世界一」の自然交雑から生まれた品種です。果肉は固めで、甘さがあり酸味は少なめ、蜜が入りやすい大玉のりんごです。主な産地は長野県で、まだまだ新しい品種です。

シナノドルチェ

時期 9月下旬〜10月上旬

  • 甘さ
  • 酸味
さわやかな酸味と甘味のバランスがちょうどよいりんごです。香り高く果汁も多い濃厚で上品な味わいです。つがるの終わり、シナノスイートが出る前に収穫の時期を迎えます。2005年に品種登録された新品種です。

フラワーオブケント

時期 9月中旬〜9月下旬

  • 甘さ
  • 酸味
イギリス原産で、アイザック・ニュートンが「万有引力の法則」を発見するきっかけになったとされるりんごがこの品種です。酸味が強いので加工に向いています。

エグレモントラセット

時期 9月中旬〜9月下旬

  • 甘さ
  • 酸味
1872年に最初の記録があるイギリス原産のりんご。梨のような外観。果肉は固く緑白色。香りと歯ざわりがよく、酸味と甘味のバランスもよい。イギリスでは今でも親しまれている品種で、香りや歯ざわりが和梨のようであり、りんごらしくないりんごです。

メイポール

時期 9月中旬〜9月下旬

  • 甘さ
  • 酸味
主に受粉樹として花粉をとるためのりんごの木ですが、この木を植えているりんご農家は非常に限られ、日本全国でも大変珍しいりんごです。酸味や渋味が強いため、生食には適しませんが、果皮・果肉ともに鮮紅色で、煮てもキレイな色が残るため、ジャムなどに加工すると見た目もよく、おいしくなります。

千秋

時期 10月上旬〜10月中旬

  • 甘さ
  • 酸味
「東光」×「ふじ」秋田県千秋公園にちなんで命名されました。果汁が多く、味はさっぱりしています。収穫前に少し雨があたるだけで、ひび割れができてしまう栽培に手のかかる品種です。

ローズマリーラセット

時期 9月中旬〜9月下旬

  • 甘さ
  • 酸味
1831年には記録にあるイギリス原産のりんご。果皮は明るい黄色、果肉はクリーム色になる。強い酸味とレモンのようなさわやかな香りを持つりんごです。

ベルドボスクープ

時期 9月中旬〜9月下旬

  • 甘さ
  • 酸味
オランダ原産。黄色のサビが出て、外観は梨のようなりんごです。果肉は固くて酸味が強く、芳醇な香りが特徴です。火を通してもカリカリの食感が残りやすく、煮てもくずれにくいです。

ブレンハイムオレンジ

時期 9月下旬〜10月上旬

  • 甘さ
  • 酸味
1740年頃に発見されたイギリス原産りんご。黄緑色の果皮に薄い朱色が入る。果肉はサクサクだけど、酸味が強く加工向きです。

シナノプッチ

時期 9月中旬〜9月下旬

  • 甘さ
  • 酸味
「つがる」×「さんさ」2010年に長野県果樹試験場にて育成された品種です。大きさは150〜200gほどの丸かじりサイズで、パリッとした食感と味わいが特徴です。

冬のりんご

サンふじ

時期 11月中旬〜3月下旬

  • 甘さ
  • 酸味
「りんごの王様」と表される、甘味・酸味・果汁のバランスが理想的なりんごです。蜜が入りやすい品種ですが、入り具合は年の天候に左右されます。

王林

時期 11月上旬〜12月下旬

  • 甘さ
  • 酸味
「ゴールデンデリシャス」×「印度」芳醇な香りと強い甘みは、ふじに劣りません。収穫されるのは遅いですが、春の開花は一番乗りです。

あいかの香り

時期 11月上旬〜11月中旬

  • 甘さ
  • 酸味
長野県長野市の藤牧秀雄氏が「ふじ」の自然交実生から選抜した品種。「あいかの香り」は園主の娘さんの名前から。生産量は少ない品種です。

ぐんま名月

時期 11月上旬〜11月中旬

  • 甘さ
  • 酸味
「あかぎ」×「ふじ」糖度が高く酸味が少ないため、とても甘く感じるりんごです。食味はとてもジューシーで蜜が入りやすいのも特徴です。全国的にも栽培されている量が少ないため「幻の黄色いりんご」と呼ばれることもあります。

ムーンルージュ

時期 11月中旬〜11月下旬

  • 甘さ
  • 酸味
「いろどり」×「ふじ」長野県中野市生まれのりんご。果皮はほんのりピンク色。果肉が赤いりんご品種で、生産者は国内でも少なく、市場にはほとんど出回っていないと言われています。

シナノゴールド

時期 11月中旬〜11月下旬

  • 甘さ
  • 酸味
「ゴールデンデリシャス」×「千秋」長野県で生まれた新品種。そのパリッとした果肉のため、栽培中に割れやすいのも特徴です。近年、ヨーロッパでの生産販売も始まり、人気上昇中の注目品種です。

グラニースミス

時期 10月下旬〜2月中旬

  • 甘さ
  • 酸味
オーストラリアでスミスおばあちゃんによって発見されたりんご。加工用として最適な酸味のあるりんごですが、シャキッとした歯ごたえがあり、生食用としても人気が高まっています。

新世界

時期 10月下旬〜11月上旬

  • 甘さ
  • 酸味
品種特性として「ツル割れ」が起こりやすいため、栽培する人が減ってきている品種です。蜜が入りやすい品種ですが、入り具合は年の天候に左右されます。りんごの食感や味についての説明が入ります。りんごの食感や味についての説明が入ります。りんごの食感や味についての説明が入ります。

印度

時期 11月下旬〜1月中旬

  • 甘さ
  • 酸味
名前は印度ですが、明治に青森県弘前市にひょっこり生まれ出た品種。硬くて、甘くて、芳醇な香りを持っています。貯蔵性のある甘いりんごがなかった時代に多く栽培され、人気がありました。今ではなかなか手に入りにくい品種です。