コレクション: 高坂りんご

高坂りんごは、現在長野県飯綱町でしか栽培されておらず、幻のりんごとも呼ばれるとても貴重な品種です。
また飯綱町の天然記念物に指定されています。
「和りんご」の一種で、大きさはピンポン玉ほどの40〜50mmと小さめで可愛らしく、そのまま食べると酸味と渋みが強く感じられるのが特徴です。
飯綱町ではふじりんごと合わせてシードルの材料としても使われています。
ふじの甘みを高坂りんごの苦味が引き立て、すっきりとした甘さの中に深みと旨味が感じられる逸品となっています。
独特の渋みが深い味わいを醸し出し、海外の専門家からも高い評価を受けています。
高坂りんごは、木に小さな実が鈴なりに成ります。
昔は旧盆のお供え物や子どものおやつとしても親しまれていたそうです。